三重県社会福祉協議会は、介護の資格を持ちながら「経験がない」「ブランクがある」などの理由で介護現場への就職に不安を持つ人を対象にした「介護有資格者再チャレンジ研修」の受講者を、来年1月19日まで募集している。受講無料。

 対象は、県内在住で福祉介護の有資格者のうち、現在介護の仕事に就いていない人や、介護職として就職または現場復帰して1年未満の人。

 研修では県社協が配布する資料や動画投稿サイト「ユーチューブ」で限定公開される講義動画を各自で視聴し、修了後にレポートを提出する。動画では介護に必要なコミュニケーション技術、老化や認知症への理解など7科目を計10時間で学ぶ。

 定員は先着150人で、受講期間は来年2月16日までの連続する3週間。日時は申し込み後に県社協から提示される(日程のリクエスト可)。

 申し込みは県福祉人材センターのウェブサイト(https://jinzai.miewel-1.com/)内の専用フォームから。

 受講後、希望者には2月20日と21日に県社会福祉会館(津市)で開かれる実技研修で、安全な体の動かし方や移乗介助の基本を学べる。

 担当者は「体に負担を掛けない最新の介護技術を取得できる。介護職として働くことに不安がある人はぜひ参加を」と呼び掛けている。

 問い合わせは同センター(059・227・5160)まで。

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