三重県伊賀市の伊賀鉄道は、8月から「伊賀焼風鈴列車」の運行を始めた。走行中の列車が揺れると、伊賀焼の風鈴約30個が涼しげな音色を奏でる。期間は31日まで。
今年で15回目となる同鉄道の夏の風物詩。車体にマスコットキャラクター「ふくにん」がデザインされている「ふくにん列車 伊賀の四季」号(2両編成)の車内に15個ずつ取り付けられている。
短冊は地元の絵手紙サークル「絵手紙いろは」が制作。松尾芭蕉が詠んだ俳句や花の絵があしらわれ、ふくにんのストラップが飾り付けられたものもある。他にも、車内にはすだれやうちわ、アサガオの造花も添えられており、夏らしさを演出している。
運行時刻などの問い合わせは上野市駅(0595・21・3231)へ。
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