全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体2023」が、7月22日に開幕。三重県伊賀地域の各校から出場する選手、各地で活躍する伊賀地域出身の選手たちに意気込みを聞いた。
県立伊賀白鳳高校(伊賀市緑ケ丘西町)からは陸上競技に男子2人が出場。決勝進出を目指している。
県、東海ともに1500メートルを2位、5000メートルを県3位、東海5位と結果を残してきた3年の秋山稟央さん(17)は、名張市立赤目中時代にバスケットボールに励み、部活の推薦で出場した陸上大会をきっかけに、高校から競技を始めた。東海では1500メートルの予選で自己ベストの3分54秒52を記録。「レース展開が良く運もあって上位に入れた」と結果を語り、「全国ではしっかりとした実力を持って勝ち上がりたい」と、体のケアなど練習以外にも気をつけている。
同じく5000メートルに出場する3年の山中航太さん(17)は、県4位、東海では6位に。小学生時代はサッカーに取り組み、顧問の勧めで中学から陸上の道へ。インターハイでは「強い人と競えるのが楽しみ」と意気込む。ラスト200メートルからのスパートに磨きを掛け、ハイペースな全国の場で自身のリズムを崩さずに走り切ることを意識する。
陸上競技は8月2日に札幌市で開幕する。
2023年7月15日付847号12面から
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