三重県名張市蔵持町芝出の名張署に、色鮮やかなコザクラインコ1羽が拾得物として届けられた。飼育されていたとみられ、同署が飼い主を探している。
同署によると、インコは7月7日午後4時ごろ、同市夏見の会社で保護された。突然、肩を「トントン」とたたかれたと思った従業員の男性が振り向くと、肩にはインコが乗っていたという。体長は約15センチで、額から胸にかけて赤みがあり、体は黄緑色で腰の一部は青くなっている。
同署では6月30日にペットとみられるウサギが保護され、一時は署員たちを癒やすアイドルになった。ウサギは7月6日、飼育に詳しい人に保護を委託することになって同署を離れたが、一部の署員の間では「ウサギちゃんロス」が広がっていたという。ところがその翌日、新たなアイドルがやってきた。
インコはウサギの時と同じ会計課で、ケージの中で過ごしている。元気に「ピーピーピー」と鳴き続けることから、署員たちからは「ピーちゃん」と呼ばれ、可愛がられている。
鳥を飼った経験がある今村悟署長は、若手署員に上手な接し方を教えていた。署員らは「奇麗な色で可愛い。でも、早く飼い主の元に戻れたらいいな」と話していた。
問い合わせ、飼い主に心当たりがある人からの情報提供は同署(0595・62・0110)まで。
※名張署によると、コザクラインコの飼い主は市内で見つかった。
2023年7月12日午後5時10分追記
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