【空調設備が故障したこども支援センター「かがやき」=名張市桔梗が丘西3で】

 三重県名張市は7月5日、同市桔梗が丘西3のこども支援センター「かがやき」の空調設備が老朽化で故障したと発表した。夏本番前に館内の冷房が効かなくなってしまったため、予定していた教室などの行事は別の施設に場所を変更して実施する。

 市健康・子育て支援室によると、同センターは2002年に開設。遊戯室や図書室、赤ちゃんルームなどを備え、子育て相談や親子の交流の場などとして利用されている。22年度は延べ約1万2700人、今年6月は1日あたり平均50人程度が訪れた。

 同センターの空調設備は数年前から不具合があり、修理を繰り返しながら使用してきた。ところが6月29日に冷風が出なくなり、修理も断念することになったという。

 空調設備の更新工事費は2000万円余りを見込んでおり、2023年度の一般会計当初予算で既に予算計上されている。工事完了は11月の予定。

 故障に伴い、7月以降に開催を予定していた各教室などは、隣接する桔梗が丘西第2集会所や同市朝日町の市保健センター、同市鴻之台1の市防災センターに場所を変更。利用者などには「かがやき通信」で周知している。

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