30日に夏ボーナス　一般職平均74・7万円、前年比7・95％増　名張市

　三重県名張市は6月30日に、市職員らに夏のボーナスを支給する。対象は873人で前年より6人減ったが、人事院勧告に基づく引き上げなどで、総額は4942万3988円（9・16％）増の6億3651万6852円となった。

　市人事研修室によると、一般職808人（平均年齢42歳2か月）の支給率は2・2か月分で、支給額は平均74万7823円（前年比5万5056円増）。配偶者と子ども2人がいる42歳主査のモデル賞与は89万7910円。

　特別職は、北川裕之市長が124万7400円、中村岳彦副市長が95万6340円、西山嘉一教育長は106万8144円。「都市振興税」導入に伴い2015年12月以降、特別職はボーナス3割減としている。

　市議会は細矢一宏議長が122万4300円、坂本直司副議長が105万4200円。他の議員15人には96万6000円をそれぞれ支給する。

　一般職の最高額は市立病院の藤井英太郎院長の180万8873円、最低額は4月新規採用の事務職員（初級）で10万2994円。