【愛犬に囲まれる渡邊さん(右)=伊賀市で】

 5匹の愛犬に囲まれ、「ノードッグ・ノーライフ」な生活を楽しむのはゴルフ場「バードウィングカントリークラブ」(三重県伊賀市槇山)の社長、渡邊千鶴さん。

 クラブの“看板犬”も務める5匹は、ボルゾイの「うらら」(雌・11才)、ロングコートチワワの「トム」(雄・9才)、四国犬の「はな」(雌・9才)、ハドレー系ポメラニアンの「ちゃちゃ」(雌・1才10か月)、チャオリア系ポメラニアンの「ねね」(雌・7か月)。

 「母の日」に娘からのプレゼントだったうららは猫のような気質。鳥肉トッピングの食事が大好きなんだそう。飼い主以外に懐かないトムは体が弱い。4年くらい前には心臓まひで生死をさまよったそうで、渡邊さんの献身的な心臓マッサージで息を吹き返したという。

 番犬のようにクラブを守る頼もしい存在は、はな。小型で身近にいてくれる犬をと迎え入れたのがちゃちゃ。食が細く、育てるのに苦労したそう。「仲間がいたら食も進むかも」とちゃちゃのためにやって来たのがねねだ。ただ、クラブ事務所をなわばりに、なかなかのおてんばぶりなんだそう。

 若い時にトリマーの資格も取得している渡邊さん。小型犬は自身でトリミングしているという渡邊さんは「これからも毎日、楽しくおかしく暮らしていきたい」と満面の笑みで5匹を見つめた。

2023年6月10日付845号17面から

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