福祉や介護に興味を持ってもらい、介護業界に参入するきっかけにしてもらおうと、三重県社会福祉協議会は「介護職員初任者研修」と「生活援助従事者研修」の受講生を募っている。講座は無料だが、テキスト代は自己負担。

 対象は、県内在住の働いていない70歳未満で、研修後に福祉や介護職場に就職を希望する人。県社会福祉会館(津市)での講義や実技の他、配付されたテキストを各自で学習し、期日までに課題を提出する通信学習もある。

 生活援助従事者研修は、訪問介護事業所で掃除や洗濯などの生活援助サービスが提供できる。介護職員初任者研修は、生活援助に加え、食事や入浴など身体介護サービスが提供できる。

 募集期限は、介護職員初任者研修の第1回が7月3日、第2回が10月31日必着。生活援助従事者研修は9月11日必着。

 申し込みには、県社会福祉会館で開かれる事前説明会への参加が必須。介護職員初任者研修の説明会は、第1回が6月22日、第2回は10月20日、生活援助従事者研修は9月1日。時間はいずれも午後1時30分から同3時。定員は各39人で、応募多数の場合は抽選。

 希望者は県福祉人材センターのウェブサイト(https://jinzai.miewel-1.com/)内のQRコードか電話で説明会に申し込む。

 申し込み・問い合わせは同センター(059・227・5160)へ。

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