【事故で壊れた市町村標識=伊賀市比土で】

 「『名張市』が落っこちている」――。そんな話がYOU記者の元に届いた。三重県名張市の何が落ちたのかと駆け付けた現場では、「ここから名張市」であることを示す市町村標識が破損していた。

 現場は、国道165号の伊賀市比土と名張市滝之原の市境。管轄する県伊賀建設事務所によると、この場所で4月上旬に事故が発生。高さ約2メートルの標識柱は、車がぶつかったことで根元から折れてしまった。現在、事故の当事者側が復旧に向けた手配を進めているという。

 「一時停止」などの道路標識とは異なり、市名の標識は在庫を持たないため特注となる。県の担当者は「復旧まで、あと1か月はかかりそうだ」と話した。

2023年5月27日付844号27面から

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