女子サッカー・なでしこリーグ1部4節が4月9日、松山市の愛媛県総合運動公園競技場などで5試合あり、伊賀FCくノ一三重は愛媛FCレディースに2‐0で勝利した。通算戦績は3勝1敗で、順位は上位3チームに勝ち点1差の12チーム中4位につけている。
くノ一は35分、DF西林里恵のクロスにMF小林綺那が中央に折り返すと、最後はゴール前に走りこんだMF森仁美の豪快なダイビングヘッドで先制。1点リードで前半を折り返した。
追加点の場面は終盤の後半43分、コーナーキックのチャンスにFW平田ひなのが混戦からゴールに押し込んだ。守備では2試合ぶりの無失点に抑えた。
平田は今季4得点目。4試合全て後半途中からの出場だが、決定力の高さを示し、チームメートのFW小川志保らに並んでリーグ得点ランク首位に躍り出た。
試合後、北村隆二監督は「連敗は必ず避けたいと思って臨んだ試合。選手たちがその気持ちを全面的にピッチで表現してくれた」、今季初得点の森は「前半は相手に攻め込まれる時間が長かったが、その中でチャンスが巡ってきて得点することができたのが良かった」とコメントした。
くノ一は次節の16日、伊賀市小田町の上野運動公園競技場でバニーズ群馬FCホワイトスターと対戦する。
- Advertisement -