肥満気味だった愛犬の健康のため、低カロリー・高たんぱくでアレルギーの出にくい鹿肉ジャーキーを作ったのをきっかけに、犬用おやつを作っている三重県伊賀市ゆめが丘4の辻真里さん(47)。昨春からは販売も始め、友人らから好評を得ている。
9才になるトイプードル「空豆」(雄)のためにと、最初はインターネットで調べるなどして自分なりに鹿肉ジャーキーを作った。友人の愛犬に試食してもらったところ、反応も上々。狩猟免許を持つ父が害獣駆除に携わっていることから、ジャーキーの材料となる鹿やイノシシの肉が調達しやすいことも幸いしているという。
現在扱っているのは、チップは鹿と鶏、ジャーキーはささみと砂ずり棒、野菜チップはキャベツ、カボチャ、ニンジンなど。日持ちするようシーリングパック(1袋30グラム・50グラム入り)にしている。
営業許可は以前から受けていたが、イベントにも出店できるよう、農林水産省が定める「ペットフード安全法」の基準を満たす愛玩動物用飼料製造業者の届出を済ませ、昨年4月に販売を開始。実家が営んでいた商店と同じ「大正屋」の屋号を掲げ、イベント会場でも販売している。
3月5日には同市ゆめが丘1のプラント伊賀店で開かれるイベントに出店予定で、「無添加でヘルシーなおやつを手に取って」と話していた。
問い合わせは辻さん(090・5244・3831)まで。
2023年2月25日付838号3面から
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