三重県名張市教育委員会は2月15日、未実施が県内で同市のみとなっている中学校給食について、2027年度中の開始に向けた基本構想案を市議会全員協議会で示した。今後の民間活力導入可能性調査を踏まえ23年度中に策定する基本計画で、実施方式などが確定する。

 構想案では、実施方式についてはセンター方式を基本とし、「センター方式と自校方式との2方式に絞って、メリット、デメリットを総合的に評価し、比較検討を行う」としている。センター方式の場合は2000から2500食を提供する施設を想定し、整備に必要な敷地面積は5500平方メートルから6000平方メートル程度を見込んでいる。

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