日本サッカー協会は、11月20日に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む代表メンバーの変更を8日発表し、三重県伊賀市出身でJ1湘南ベルマーレのFW町野修斗選手(23)が追加招集された。
町野選手は、中瀬小学校のスポーツ少年団で監督を務めていた父・理さん(61)や兄の影響で3歳からサッカーを始め、城東中時代は地元のFCアヴェニーダソルでプレーし、履正社高(大阪)を経て18年にJ1横浜F・マリノスに加入。翌19年にJ3ギラヴァンツ北九州に移籍し、2シーズン目となる湘南での今季はJ1で2位の13得点を記録した。7月の東アジアE-1選手権では大会得点王に輝くなど、注目を集めていた。
11月1日に発表された当初のW杯メンバー26人に町野選手の名前は無かったが、DF中山雄太選手(イングランド・ハダースフィールド・タウンFC所属)がけがで欠場となり、代役候補として名前が挙がっていた。
町野選手は8日、チームの公式ウェブサイトを通じ、「日本を代表してカタールの地で戦えることに、誇りと責任を持って行ってきます。そして、今まで関わってくれた全ての人に感謝しています。プレーで恩返しできたらと思っています。応援よろしくお願いします」とコメントを発表した。
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