三重県の伊賀市と名張市は9月20日、台風14号の接近で発令された暴風警報が解除されたことに伴い、対策本部を廃止した。両市から避難情報の発令はなかったが、伊賀市では住民4人が自主避難で市の施設を利用した。けが人や家屋などへの被害報告はなかった。
発表などによると、伊賀市では最接近前の19日午後3時に開設した避難所11か所の利用者は阿保地区の青山中学校が3世帯3人、新居地区の上野北小に1世帯1人の計4人。名張市では、地域指定をせず近鉄大阪線が運休し帰宅困難になった乗客が発生した場合も想定し、名張小に避難所を開設したが、利用者はなかった。
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