【祝い品を贈られた谷口さん(名張市提供)】

 9月19日の敬老の日を前に三重県名張市は14日、市内最高齢者で同市桔梗が丘1の谷口志げのさん(107)の長寿を祝い、記念品などを贈った。

 谷口さんは、1914(大正3)年11月22日生まれ。市介護・高齢支援室の職員が家族から聞いた話によると、長寿の秘訣は「ストレスを溜めず『自由』に生活すること」「家の中だけでも億劫がらずに歩くこと」、楽しみは「近所に住む106歳違いのひ孫の成長」。毎日欠かさず、果物や牛乳、サツマイモ、チョコレートなどを食べているという。

 この日は同室職員が谷口さん宅を訪問し、北川裕之市長のビデオメッセージと祝い品(リンゴやバナナなど果物の詰め合わせ)を手渡した。

 市によると、同市の男性の最高齢者は同市緑が丘西の西田義彦さん(102)。市内在住で100歳以上の高齢者は男性5人、女性41人の計46人(15日時点の満年齢)。

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