中秋の名月にちなみ、三重県伊賀市の伊賀鉄道は車内から月を鑑賞する「お月見列車」を9月10日に運行する。ススキが飾り付けられた車内では、バイオリンの演奏などが披露される。定員は先着30人で、申し込みは8月27日午前10時から始まる。
今年で11回目。新型コロナの影響で2020年から中止され、開催は3年ぶりとなった。2両編成の後部車両を貸し切り、住路は上野市駅(伊賀市上野丸之内)午後6時38分発-伊賀神戸駅(同市比土)同7時6分着、復路は伊賀神戸駅午後7時16分発-上野市駅同7時49分着。
車内では名張市在住の村井玄さんが、月見にテーマにした曲をバイオリンで演奏。合唱団に所属する元同鉄道関係者の独唱もある。
また、参加者には「お月見だんご」と「お月見パン」の贈呈もある。参加料は中学生以上1000円(税込)、小学生以下500円(同)。料金には一日フリー乗車券(同740円・370円)の乗車券代が含まれ、乗車券がある場合は差し引いた金額のみを支払う。
申し込みは上野市駅(0595・21・3231)まで。
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