三重県名張市は市議会6月定例会最終日の27日、4月から空席だった副市長に、県デジタル戦略企画課長補佐兼班長の中村岳彦氏(50)=津市=を起用する人事案を提出し、市議会は全会一致で同意した。
中村氏は三重大人文学部を卒業後、1994年に県庁に入庁。雇用経済総務課企画員などを経て、2021年4月から現職。任期は7月1日から4年間。
中村氏は取材に「県行政での経験を名張市のために生かしていければ。市民の声をしっかり聴き、市政運営に尽力したい」と話した。
6月定例会が閉会
6月定例会は、当初予算の「肉付け」となる10億9208万円の一般会計補正予算案や原油価格・物価高騰やコロナ禍に対応する2億8049万円の一般会計補正予算案など計9議案を可決、同意し、請願1件を採択し閉会した。
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