田んぼに住む生き物を調べる授業が6月23日、三重県名張市薦生の市立薦原小学校であった。5年生18人が、5月に自分たちで田植えをした水田に入り、昆虫などを探して観察した。
伊賀ふるさと農業協同組合(JAいがふるさと)などの協力で実施した。授業では、JAの職員が「田んぼには5668種類の生き物がいる」と紹介。その後、子どもたちは網を手に裸足になって水田に入り、カエルやヤゴ、タニシ、雌が雄の背中に卵を産みつけるコオイムシなどを見つけ、透明な容器に入れて観察していた。
タガメを見つけた荒幡沙奈さん(10)は「捕れないと思っていたのでうれしかった。泥の中は最初は気持ち悪かったけど、だんだん気持ちよくなった」と話していた。
- Advertisement -