三重県は6月16日、伊賀市6人、名張市4人など県内で142人(四日市市発表分31人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。通所介護(デイサービス)施設で利用者ら18人が陽性と確認され、176例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ8万4854人となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市31人、津市24人、鈴鹿市14人、伊勢市13人、松阪市12人、亀山市10人、志摩市7人、伊賀市6人、桑名市5人、名張・いなべ市が各4人、木曽岬・菰野・多気・明和町が各2人、熊野市と東員・朝日・玉城町が各1人。
県内の入院患者は前日から2人減の49人、重症者は変わらず1人で、病床使用率は10・6%、重症者用は2%。自宅療養者は前日から17人減の1086人となった。
クラスターが発生した施設では、対象者28人(職員8人、利用者20人)のうち18人(同2人、16人)が陽性と判明し、検査は完了しているという。
伊賀市の新規感染者は、10歳未満1人、20代1人、30代1人、40代1人、50代2人だった。
名張市は、10歳未満1人、30代2人、60代1人だった。
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