昨年3月28日投開票の三重県伊賀市議選(定数22)を巡る訴訟で、最高裁は3月29日、最下位で当選の北山太加視氏(66)の上告を棄却した。この結果、3票差の次点で落選した福村教親氏(60)との得票数が1098票の同数で、北山氏の当選を無効とする名古屋高裁の判決が確定し、北山氏は失職した。

 30日に北山氏が記者会見し、「結果を受け止める。悔いはない」と話した。市選挙管理委員会によると、正副議長選などがある来月14日の臨時会までにくじで当選人を決める選挙会を実施する予定。

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