三重県は3月10日、伊賀市31人、名張市20人など県内で621人(四日市市発表分154人含む)が新型コロナウイルスに感染し、60代男性1人が死亡したと発表した。県内の社会福祉施設では142例目のクラスター(感染者集団)の発生が確認された。県内の感染者は延べ4万6517人、死者は256人。
発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市154人、津市94人、松阪市85人、鈴鹿市71人、桑名市62人、伊賀市31人、名張市20人、伊勢市16人、亀山市11人、いなべ市と東員・川越町が各10人、志摩市と菰野・明和・大台・紀宝町が各5人、鳥羽市と大紀町が各4人、玉城町3人、朝日・多気・御浜町と県外が各2人、尾鷲市と南伊勢・紀北町が各1人。
県内の入院患者は前日から32人減の150人、うち重症者は1人減の6人で、病床使用率は28・1%、重症者用は11・5%。自宅療養者は前日より136人増の4371人となった。
クラスターが発生した社会福祉施設では、検査対象者111人のうち51人(職員12人、入所者ら39人)の陽性が判明。2月下旬から3月上旬にかけてショートステイを利用した人も含まれており、職員の一部は検査が終了していないという。
伊賀市の新規感染者の年代別内訳は、10歳未満6人、10代2人、20代6人、30代2人、40代5人、50代3人、60代4人、70代3人。
名張市は、10歳未満4人、20代2人、30代6人、40代1人、50代3人、60代3人、70代1人で、他にも県外発表事例として30代男性1人の感染が確認されている。
※3月10日午後5時22分追記
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