三重県は2月16日、伊賀市48人、名張市26人を含む県内882人(四日市市発表分131人含む)が新型コロナウイルスに感染し、70代から90代の男女6人が死亡したと発表した。1日に発表される死者数は、同8日の6人と同数の過去最多、感染者数は9日の880人を超え過去2番目となった。県内の感染者は延べ3万3654人、死者は211人。
発表によると、感染者の市町別内訳は、津市199人、四日市市128人、松阪市85人、桑名市81人、鈴鹿市76人、伊勢市50人、伊賀市48人、菰野町39人、名張市26人、いなべ市24人、志摩市22人、川越町18人、亀山市16人、鳥羽市13人、東員町と朝日町各10人、木曽岬町8人、熊野市と非公表各5人、尾鷲市4人、明和町と玉城町各3人、大台町と県外各2人、多気・度会・南伊勢・御浜・紀宝町各1人。県内の入院患者は前日から4人減の305人、うち重症者は前日と変わらず5人で、病床使用率は57・1%、重症者用は9・6%。自宅療養者は前日から354人増の5669人。
死亡したのは70代男性2人と80代女性3人、90代女性1人。このうち5人は県内の医療機関に入院していた。70代男性は別の病気で救急搬送され、搬送先で死亡。死後のPCR検査で陽性が分かった。
伊賀市の感染者の年齢別内訳は、10歳未満12人、10代7人、20代2人、30代9人、40代7人、50代4人、70代2人、80代4人、90代1人。名張市では、10代未満1人、10代3人、20代5人、30代4人、40代6人、50代3人、60代1人、70代1人、80代1人、90代1人が感染した。
この他に、県外発表事例として名張市の30代女性1人を含む男女27人の陽性も確認された。
※2022年2月16日午後5時36分追記
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