三重県四日市市は2月12日、10歳未満から90代の男女102人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。市内の感染者数は延べ6694人となった。
発表によると、年代別では10歳未満20人(園児15人、未就学児1人、小学生4人)、10代10人、20代10人、30代21人、40代10人、50代6人、60代8人、70代7人、80代8人、90代2人。このうち66人は既に判明している陽性者の濃厚接触者または接触者だった。また、県外事例として、20代から60代の男女4人の感染も確認されている。
同市内の医療機関では大規模クラスター(感染者集団)が発生したと129例目として11日に公表された。検査対象は約200人で現在69人(職員17人、入院患者52人)の感染が確認されている。
同医療機関では現在、外来診察と患者の入退院が停止されているが、14日に再開する予定だという。また、今日公表された陽性者の中に同クラスター関係者はいなかった。
市内の6日から12日までの1週間の感染者数は計924人で人口10万人当たりの感染者数は298・06人(1月30日から2月5日は895人)。国の指標ではステージⅣ(感染爆発)相当(25人以上)を大幅に超える状況が続いている。
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