三重県は2月3日、名張市51人、伊賀市22人など県内で1013人(四日市市発表分178人含む)が新型コロナウイルスに感染し、3人が死亡したと発表した。1日の感染者が1000人を超すのは初めてで、過去最多だった同2日の717人を300人近く上回った。県内の感染者は延べ2万4627人、死者は176人となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、鈴鹿市224人、四日市市177人、桑名市166人、津市85人、松阪市58人、名張市51人、伊勢市40人、いなべ市39人、菰野町25人、亀山市24人、伊賀市22人、川越町18人、東員町14人、県外11人、木曽岬町8人、志摩市と玉城町が各7人、熊野市と朝日・明和町が各5人、尾鷲市4人、多気・度会・南伊勢町が各3人、紀北・御浜町と非公表が各2人、鳥羽市と大紀・紀宝町が各1人。
入院患者は前日より11人増の231人で、うち重症者は前日と変わらず3人。病床使用率は46・2%、重症者用は5・8%。宿泊・自宅療養者は433人増の計5035人、入院等調整中は7人減の2人。県によれば、感染者の急増に伴い、新規感染者の職業や陽性者との接触状況などの調査が追いついていないという。
亡くなった3人は、80代、90代、100歳以上のいずれも女性で、80代女性は2日に検査を受けたが、結果が判明する前に亡くなり、その後に陽性と判明した。
名張市の新規感染者は、10歳未満15人、10代4人、20代5人、30代10人、40代10人、50代3人、60代3人、70代1人。伊賀市は、10歳未満5人、10代2人、20代1人、30代3人、40代6人、50代2人、60代2人、80代1人。
※2月3日午後6時44分追記
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