女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は1月18日、チームの優勝に貢献し最優秀選手にも選ばれた元日本代表のMF杉田亜未選手(29)やリーグ得点女王のMF西川明花選手(29)ら5人の退団を発表した。
他の3人は、MF鈴木千尋選手(24)とDF町田朱里選手(28)、DF中村ひかる選手(25)。昨年末にはDF東菜月選手(24)の退団と、くノ一で通算9年プレーしたMF乃一綾選手(31)の現役引退の発表もあった。
杉田選手はプロリーグ「WEリーグ」のノジマステラ神奈川相模原に、西川、鈴木の両選手は同リーグのちふれASエルフェン埼玉にそれぞれ移籍する。町田選手と中村選手は関西女子サッカーリーグ2部に今季から参戦するベイユヴェール西宮でプレーする。
くノ一を通じて、杉田選手は「8年間でたくさんすばらしい経験をさせてもらい、喜びや悔しさ、しんどさも全てを思い返してもいい経験でした。チームを離れるのは寂しさもありますが、もっと成長できるよう頑張りたい」、乃一選手は「どんな時も応援してくださった全ての方に感謝しています。サッカーがない生活はまだ想像できないけど、この経験を無駄にしないようやっていきたい」とコメントした。
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