迎える地元も心待ちに
新型コロナの影響で昨年は開催を見合わせた、三重県伊賀市の恵美須神社(上野恵美須町)の新年恒例行事「初ゑびす」が、1月19、20日に行われる。商売繁盛や家内安全を願う人たちを迎える地元の人たちも、2年ぶりの初ゑびすを心待ちにしている。
境内では、福笹や俵などが付いた縁起物(吉兆)の授与がある。例年は希望に合わせてその場で飾りを選んでいたが、感染対策として窓口が混み合わないよう、前もって作ったものを授与する。小中学生による「福娘」の舞奉納、各種振る舞いは中止だが、金銀の福桝などが当たる福引きがある。
感染予防に気を付けて
同神社奉賛会の山口正恭会長(67)は「迎える側の人手は年々少なくなり大変ではあるが、無事に2年ぶりの初ゑびすを迎え、参拝される方々をお迎えするのが待ち遠しい。感染予防に気をつけてお越し頂けたら」と話していた。
時間は両日とも午前9時から午後8時ごろまで。駐車場は上野忍町の銀座中央駐車場(有料)が利用できる。
問い合わせは同神社(0595・23・2326=両日のみ)まで。
2022年1月15日付811号11面から
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