女子サッカーの伊賀FCくノ一三重は12月26日、今季のなでしこリーグ1部でチームを優勝に導いた監督の大嶽直人氏(53)の契約満了と退任を発表した。後任は未定だという。
大嶽氏はくノ一が2部に降格した2018年に就任。1年で1部を果たし、10年からの3年間も含めチームを通算7年間指揮した。静岡市(旧清水市)出身の元日本代表ディフェンダーで、現役時は横浜フリューゲルスや京都サンガFCでプレーした。現役引退後はギラヴァンツ北九州のコーチや古巣の京都のヘッドコーチなどを務めた。
大嶽氏は「監督としてのキャリアをスタートさせて頂いた 2010年からの計 7 年間、ありがとうございました。幸せでした。1部優勝というすばらしい成績を残せたことは日頃から熱い応援をしてくださっている皆さまとホームゲームでは運営、設営を手伝ってくれた下部組織の選手、父兄のおかげです。ここでの歩み、学んだこと、成長できたことを忘れることなく、くノ一の選手とともに情熱や向上心を持って取り組めたことをこれから先も大切にしていきたいと思います」とコメントした。
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