三重県の名張市役所本庁舎(鴻之台1)で、11月2日午前6時30分ごろから続いていた停電。発生から約14時間半後の午後9時になり、復旧した。
市によると、電柱から庁舎内に電気を引き込む高圧ケーブルが何らかの理由で傷み、絶縁不良を起こしたことが原因とみられ、交換作業を午後1時から約7時間かけて実施。
ケーブルは長さ約200メートルで、庁舎北側の駐車場の地下に埋設されており、第三者が意図的に破損することは考えられないという。2016年10月に交換しており、今年2月の定期点検では異常がなかった。市は、ケーブルが傷んだ詳しい原因を調べている。
停電の影響で、この日は庁舎1階のATM(現金自動預払機)が使用できなかった他、地下食堂が臨時休業した。自家発電機を稼働させ、窓口業務は一部制限して対応。目立った混乱はなかった。
同庁舎では、03年9月にも同様の停電が発生していた。
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