女子サッカー・なでしこリーグ1部の最終節が10月17日、堺市のJ-GREEN堺S2フィールドなどで6試合あり、既に優勝を決めている伊賀FCくノ一三重はコノミヤ・スペランツァ大阪高槻に2‐1で勝利し、白星で今季を締めくくった。通算戦績は17勝2分3敗で、勝点は最終的に2位に4勝分の12差をつけ、53に達した。
この日のゴールは全てセットプレーから。前半15分の先制ゴールはコーナキックのチャンスにFW西川明花が頭で決めた。35分の追加点もMF杉田亜未の直接フリーキックを起点にDF秦美結が右足でネットを揺らした。後半5分の失点もコーナキックからだった。
得点ランクは19ゴールの西川が1位、14ゴールの杉田が2位タイで、チーム全体の計53ゴールのうち2人で約6割をたたき出した。
試合後、大嶽直人監督はクラブを通じたコメントの中で「すばらしいチーム、選手たちと一緒に戦え、学べ、成長できた。 くノ一はプロリーグに行がなくてはならないクラブ。支援をお願いしたい」と呼び掛けた。この秋始まった国内初の女子プロリーグ「WEリーグ」にくノ一は昨年に続いて加入申請したが、承認されなかった。
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