女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は7月10日、鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿でASハリマアルビオンと対戦し、2-1で勝利した。15節終了時の通算戦績は13勝2敗で首位をキープしている。
くノ一は終盤に追いつかれた後、アディショナルタイムに劇的な決勝点を挙げて5連勝を飾った。この日はリーグ得点ランクトップと2位の2人がそろってゴールを決め、記録を伸ばした。
先制は後半24分、MF杉田亜未がDF東菜月のロングボールに反応し、ゴール前中央に低いクロスボールを送ると、FW西川明花が滑り込んで合わせ、通算12点目を決めた。くノ一は同40分までリードを守っていたが、GK藤田涼加がペナルティエリアの外でボール処理をミス。ASハリマに同点ゴールを許した。
このまま引き分けに終わると思われたが、4分間のアディショナルタイムが残り1分を切った場面で、杉田が角度のない位置から放ったシュート性のクロスを相手ゴールキーパーがミス。ボールはゴールラインを超えた。前節もシュートを決めた杉田は通算11点で、勝利につながる2点に絡んだ。
くノ一の次節は中断期間後の8月29日にあり、東京都北区の味の素フィールド西が丘で前回の対戦で敗れたスフィーダ世田谷FCと対戦する。
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