三重県は3月24日、四日市市発表分2人を含む県内10人が、新型コロナウイルスに感染していることが分かったと発表した。市町別では桑名、四日市、鈴鹿、亀山が各2人、津、松阪が各1人。県内の感染者は延べ2660人となった。

 発表によると、桑名市では50代と30代の会社員男性の感染が判明し、ともに感染経路は不明。50代男性は20日以降に37、38度台の発熱や頭痛などがあり、同居家族と職場関係計5人が濃厚接触者、職場関係17人が接触者に。県外に勤務する30代男性は15日以降に発熱やのどの痛み、全身倦怠感などの症状があり、同居家族3人が濃厚接触者に特定されている。

 鈴鹿市では、20代のアルバイト従業員の女性と、19日に陽性が判明した50代女性の同居家族の50代男性(会社役員)の2人。20代女性は17、18日に県外への訪問歴があり、20日以降に吐き気や38度台の発熱などがあった。濃厚接触者は同居家族3人と友人1人。50代男性は無症状で、新たな濃厚接触者はいないとみられる。

 亀山市では、19日に感染がわかった、いなべ市の40代男性(自営業・インストラクター)と受講者として接触のあった男性2人の感染を確認。40代男性は無症状で、家族・親族計5人が濃厚接触者。50代女性は21日以降にせきや全身倦怠感などの症状があり、同居家族2人が濃厚接触者となっている。

 津市では、22日に陽性が確認された50代女性の同居家族の50代男性(会社員)、松阪市では、17日に感染が確認された20代女性(無職)の同居家族の20代男性(同)の感染が判明。ともに無症状だという。

 また、この日は県内の変異株ウイルスへの感染者の発表は無かった。

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