【ポスターを手に来場を呼び掛ける浜本さん(右)ら=名張市鴻之台1で】
東日本大震災の発生から10年目となる3月11日、原発の危険性を訴える「第10回 さようなら原発 3.11集会in名張」が三重県名張市赤目町丈六の赤目ほんまもん広場で正午から午後4時まで開かれる。無料。
同集会は、震災後に始まった全国的な運動「さようなら原発1000万人アクション」に賛同した実行委員会が、「原発事故を忘れないように」との思いで2012年から毎年開いている。
今年は新型コロナウイルスの影響で福島県の写真家による作品展や講演などは中止となったが、当時の状況を掲載した約1か月分の新聞や切り抜き記事の展示、被災地を舞台にしたドキュメンタリー番組の上映などがある。また、震災発生時間の午後2時46分になると、会場に集まった人で黙とうもする。
同委員会事務局の浜本孝江さん(76)は「当時の衝撃は日々の生活で忘れている方も多い。展示を見て、改めて思い出してほしい」と話していた。
問い合わせは事務局の浜本さん(0595・64・3098)まで。
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