伊賀市のNPO法人「伊賀・水と緑の会」は3月7日午後1時から同3時まで、「水道事業がつぶれかかっている」をテーマに同市の水道事業の将来を考えるオンラインシンポジウムを開く。参加無料で、ウェブ会議システム「Zoom」を使用する。
「水道がつぶれかかっている」(築地書館)の著者で、星槎大の保屋野初子教授が講師を務める。水資源機構が伊賀市青山地区で建設を進める川上ダムが完成した後、同市の水道の水源とした場合の問題点や、「伊賀市が川上ダム利水から撤退しなかったのはなぜか」などについて取り上げる。
同会代表の浜田不二子さんは「複数の水源をもつことは災害の教訓にもなっている。廃止してその先に何が待ち受けているのかを、話題提供するパネラーからも学んでいく」とした上で、「伊賀市の水道事業計画は、必ずしも市民のためになっていない。特に財政は分かりにくい表現をしており、疑問を感じる。苦労して読み解いたら、驚きの発見があったので、そうした事もお伝えしたい」と参加を呼び掛けている。
オンラインでの参加希望者は、専用フォーム (https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdG6VWzY21I8GHbRfK5vflcmer_UBMAtN_ZOVkydD7oZsEePw/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0)から申し込む。当日まで可。
インターネット環境がない人向けに、ゆめぽりすセンター(ゆめが丘1)内に視聴会場を設ける。6日正午までに予約が必要で、先着20人。
問い合わせや視聴会場の予約は、浜田さん(080・5369・0148)まで。
同会フェイスブック(https://www.facebook.com/iga.mizutomidorinokai/)でも情報発信している。〈PR〉