【提言書を読み上げる会議のメンバーら=名張市蔵持町里で】
三重県名張市のまちづくりを市内の小学生が考える「ばりっ子会議」のメンバーらが、同市のキャラクター「なばりん」について、デザインの元になった市内の観光名所や特産の果物とともに紹介する「なばりんマップ」を作成した。2月21日、市に活用を提言した。
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会議では年度ごとにまちづくりのアイデアをまとめ、市に提言している。19年度は「なばりん」を考案し、市の公認キャラクターに採用された。今年度は市内の小学生30人が参加し、皇學館大学(伊勢市)の学生らと協力してマップ作成に取り組んだ。
マップは、なばりんの▽イチゴの髪飾り▽メロンの靴▽ブドウのワンピース▽滝のような髪▽モミジのアクセサリーについて、赤目四十八滝など関係する地名や産地の位置とともに地図上に示した。
この日は市武道交流館いきいき(蔵持町里)であった会議の中で、メンバーの名張小2年、遠藤果歩さん(8)と杼森杏純さん(8)が「ポスターにしたので、市内の小学校などいろんなところで使ってください」と提言書を読み上げ、亀井利克市長に手渡した。亀井市長は「観光やイベントでも使わせて頂く。これからもどんどん提言して頂きたい」と述べた。
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