三重県名張市は2月19日、これまで押印を必要としていた行政文書1695種類のうち、997種類を4月1日から押印不要にすると市議会全員協議会で発表した。
押印不要となるのは国民健康保険税減免申請書や児童扶養手当現況届、教育・保育利用申込書兼家庭状況確認書など。引き続き特例として押印を求める文書は契約や入札、工事執行関係書類の他、請求書や印鑑登録申請書など438種類。固定資産税償却資産申告書や市県民税申告書、福祉資金貸与関係書類など260種類は国や県などの見直しに従って対応する。
市は昨年12月の定例会で押印原則廃止の方針を示し、見直しを進めていた。
- Advertisement -