三重県名張市の市立つつじが丘小学校区で20年近くにわたって児童の見守り活動を続けるNPO法人「こどもの安全を守る会コアラ」が、2020年度の県交通安全功労者表彰団体に選ばれた。
2001年4月に発足した同会は現在、60代から80代を中心とするボランティア会員17人が活動。児童の登下校時に交差点や横断歩道など10か所で、あいさつや声掛けをしながら通学の様子を見守る他、青い回転灯をつけた自主活動の防犯パトロール車両を使った巡回も定期的に実施している。
名張市役所で1月28日に表彰状の伝達式があり、会員ら6人とともに出席した山田青弘会長(73)は「支援してくださる地域の皆さんと一緒に頂いたもので、大きな励みになる。子どもたちとあいさつを交わしながら、見守りを続けていきたい」と語った。
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