岡波総合病院(伊賀市上野桑町)で5年目を迎える薬剤師。医師や看護師と連携を取り、患者の病気治癒のためにと日々努めている。
伊賀市出身。小学4年から始めたバレーボールに夢中になり、上野高校でも3年間汗を流した。漫画「ブラックジャック」が好きで、医療に興味があり、薬学部のオープンキャンパスに参加したのを機に進路を決める。摂南大学(大阪府枚方市)の薬学部で6年間学び、卒業後は「故郷の地域医療に携わりたい」と同病院に就職した。
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医師から処方を受け取り、用法、用量などが適切かどうかをチェック。「病室を訪れ、薬の使い方を説明したり、副作用が出ていないかを確認したりするのも病院勤務ならではの仕事。直接患者さんと話すことがやりがいにつながっている」。
昨年からは同病院の「感染対策チーム」の一員に。「今は先輩に頼ってばかりだけれど、早く一人前になりたい」と、やる気にあふれている。
「薬剤師が主役の新しいテレビドラマ『アンサングシンデレラ』を見るのがとても楽しみ」とほほ笑んだ。
2020年4月25日付 770号 5面から
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