「忍者になれるまち」をコンセプトにした春の恒例イベント「伊賀上野NINJAフェスタ」が、4月27日から伊賀市の中心市街地一帯で始まる。例年は4月の第1土曜日に開幕し、週末を中心に開催していたが、今年は大勢の観光客を見込む5月6日までの10連休に期間を凝縮し、イベントを集中させた。【伊賀上野NINJAフェスタをPRする実行委メンバー=伊賀市役所で】
忍者衣装に着替えて城下町を巡りながら散策を楽しむ同フェスタは今年で17回目。6か所ある「まちかど忍者道場」には、新たに「水蜘蛛道場」(上野中町公民館)が加わった。
上野ふれあいプラザ2階(上野中町)が会場の「にんぱく(忍者DE博覧会)」はフェスタの立ち寄りスポットを一つにまとめたイベント場所で、絵本の読み聞かせやレーザー手裏剣を使ったバトルスポーツ「e-Ninja」などの体験を始め、忍者グッズの手作りなどもでき、特産品の販売もある。
忍者衣装に着替える「忍者変身処本部」はハイトピア伊賀5階に開設。料金は1着千円。市内の店舗や宿泊施設など13か所でも1着千円から忍者衣装がレンタルでき、上野忍町には犬用衣装を貸し出す店もある。
まちかど忍者道場は料金が1人1回300円で、午前10時から午後4時半まで。6か所全てが体験でき、協賛店で使用できる500円分の土符(金券)や市内6施設の温泉で利用できるクーポンが付いた「修行の書」(1冊1500円)も販売する。
授乳場所は忍者変身処本部や忍者パズル道場がある赤井家住宅(上野忍町)など4か所に設置。上野ふれあいプラザには街歩きで疲れた人が休息できるよう、くつろげるブースを設けている。
問い合わせは同フェスタ実行委員会事務局(市観光戦略課0595・22・9670)、期間中は(090・7602・9100)へ。