名張市の亀井利克市長は3月7日の市議会一般質問で、同市オリジナルデザインの婚姻届と出生届を4月19日から配布することを明らかにした。また、改元に伴う10連休中、市役所に休日窓口を2日間開設することも併せて発表した。【名張市オリジナルデザインの婚姻届の見本(右)と出生届の見本(市提供写真)】
吉住美智子市議からの質問に答えた。オリジナル婚姻届と出生届については、昨年の3月定例会で、同市議が提案していた。
婚姻、出生届ともにイチゴやブドウ、赤目滝と川に住むオオサンショウウオ、花火や桜などが配置され、市のイメージを表現した。市役所の総合窓口センターで配布し、出生届については市内の産婦人科でも配布する。
県内では、伊勢市などでオリジナルデザインの婚姻、出生届が採用されている。
また、5月1日の改元による祝賀ムードで届出の増加が予想されることなどから、4月27日から5月6日にかけての10連休のうち、4月30日と5月1日の2日間は休日窓口を開設し、戸籍届書の受領と各種証明書を交付する。
両日とも休日窓口の時間は午前10時から午後3時まで。
なお、連休中は住民基本台帳ネットワークシステムの利用ができないため、転入転出などの住民異動の手続きや、住民票の広域交付はできないという。
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