【名張市消防団の入団式=同市鴻之台1で】

 三重県名張市消防団の2025年度の入団式が4月27日、市防災センター(鴻之台1)であった。2024年度の途中入団者や再入団者を含めた計17人のうち、10人が出席した。

 式では、新入団員を代表して近畿大学工業高等専門学校4年の生悦住一樹さん(18)が「市民の生命、身体、財産を火災、風水害、地震などあらゆる災害から守るという崇高な使命のもと、一致団結し、訓練を積み重ね、安全安心なまちとなるよう全力で活動に精励する」と誓いの言葉を述べた。

 北川裕之市長は訓示で「訓練を重ね、切磋琢磨して、それぞれの地域でなくてはならない存在になっていただきたい。また、人と人との繋がりを深め、皆さんの人生の糧にしていただきたい」と述べた。

 市消防団の定数は条例で500人となっているが、03年に定員割れして以降、年々減少している。25年4月1日現在の団員数は384人(前年度比7人減)。

 式では、前分団長3人への感謝状贈呈もあった。

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