【アマゴを放流する組合員=名張市赤目町長坂で】

 三重県名張市の名張川漁業協同組合は3月19日、同市の滝川(名張川支流)にアマゴ約40キロを放流した。渓流釣りは、20日午前6時に解禁される。

 この日に放流したアマゴは、県内で養殖された体長18から20センチの成魚。赤目四十八滝キャンプ場(赤目町長坂)付近では組合員が川に入り、バケツを使って次々と放った。

 4日前には、日本釣振興会が体長25センチほどに成長した約70キロを放流済みだという。同組合の杼森常美理事(74)は「釣りやすい場所に放流した。今はちょうどいい水量。名張の天然アマゴもたくさんいる」と話した。

 遊漁料は年券5000円、解禁当日券3000円、1日券2000円。市内の釣り具店などで販売している。

 漁法は竿釣りに限る。中学生以下無料で、小学生以下は保護者同伴のみ可。

 問い合わせは同組合(0595・64・7722)まで。

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