【贈呈式に出席したくノ一の常田主将(右から2人目)ら=伊賀市小田町で】
伊賀ふるさと農業協同組合(JAいがふるさと)は3月18日、女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重が本拠地にする伊賀市小田町の上野運動公園競技場周辺に置くチームのマスコットキャラクター「くノんちゃん」を使った飛び出し注意の看板10体を地元の住民自治組織に寄贈した。
看板は高さが約1・3メートル。JAいがふるさとでは約10年前から伊賀・名張両市の住民自治組織に、男児や女児のイラストが描かれた「飛び出し注意」の看板を寄贈しているが、「くノんちゃん」をデザインした看板の寄贈は今回が初めて。
この日あった贈呈式で、JAいがふるさとの大西吉昭常務理事は「試合会場の近くで交通事故が起きないよう啓発看板を活用してもらえたら」とあいさつ。小田町住民自治協議会の長谷伊久男会長(71)は「運動公園が小田町内にあり、くノ一の活動を周知する意味でも競技場の近辺に目立つように設置したい」と話した。
くノ一を運営する会社の柘植満博社長はチームへの支援や協力に対し感謝を述べ、キャプテンの常田麻友選手(26)は「いつも使わせてもらっている競技場周辺に設置してくださるということで、私たちも交通安全や事故防止につながるよう協力できたら」とそれぞれ礼を述べた。
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