【名張署庁舎=名張市蔵持町芝出】
三重県警名張署は3月10日、金の投資話を持ち掛けられた名張市内の50代女性が、暗号資産で約1600万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。
同署によると、女性は1月、マッチングアプリを通じて知り合った外国人男性を名乗る人物から、LINEで金の投資話を持ち掛けられ、指定されたアプリを使って計5回、1回当たり100万円から1000万円分の暗号資産を送信したという。
2月初旬、アプリ上で出ていた儲け分を引き出そうとしたところ、相手から「400万円の保証金が必要」と説明された女性は不審に思い、調査会社に調査を依頼。詐欺に遭った可能性が高いとみられることから、同署へ被害を届け出たという。
同署によれば、今年管内で発生した、いわゆる「SNS型ロマンス詐欺」は2件目。
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