【梅が丘サンダーズ】
三重県名張市を拠点に活動する少年少女ソフトボールクラブ「梅が丘サンダーズ」が、3月15日に名古屋市で開かれる「第34回東海地域小学生、中学生ソフトボール新人大会」の小学生男子部門に初出場する。
同クラブは昨年9月、名張市内にある3つのクラブチームによる予選会で優勝し、11月に四日市市で開かれた県大会に出場。県内の強豪9チームとの試合でベスト4に入った。上位2チームは全国大会へ、3、4位チームが東海大会出場の切符を獲得した。
同クラブには現在、6年生1人を含む14人が所属。県大会には、5年生3人、4年生5人の8人が主力として残ったため、高い戦力を維持できた。
中でもエースで4番、チームの主将でもある梅が丘小5年の片山心温さん(11)は身長152センチ、体重55キロの体格から投げ込む直球に威力があり、県大会でも多くの三振を奪った。片山さんは「両足のももを締め、腕を大きく素早く振り切るよう練習している。三振を取るのは気持ちが良い」とニッコリ。
チームの練習は毎週土日の午前8時30分から午後1時まで、梅が丘南5番町の名張中学校第2グラウンドで行っている。冬場は、坂の多い山裾の道を3、4周走り込んで基礎体力を付けている。
東海大会には、4県から選ばれた計8チームが出場する。2年前に監督に就任した高津泰周さん(44)は「メンバーは名張市や伊賀市から集まっているが、ミスをしても互いを励まし合うなどチームワークが良い。初めての東海大会なので、まずは1勝を挙げてベスト4に残り、名張チームの名前を大会記録に刻みたい」と期待を込めて話した。
2025年3月8日付887号18面から
- Advertisement -