【1月の犯罪発生マップ】
三重県警伊賀・名張両警察署がまとめた1月中の刑法犯認知件数(暫定値)は、伊賀署30件(前月比6件増)、名張署37件(同9件増)と、ともに前月を上回った。
伊賀署では、空き巣・忍込みなど侵入盗が7件(丸の内・島ヶ原各2、ゆめが丘・柘植・壬生野各1)発生。自動車関連も自動車盗(柘植)、部品ねらい(島ヶ原)が各1件、名張署でも車上ねらいが1件(桔梗が丘)あった。
電話やSNSなどを通じた手口で金銭をだまし取る詐欺の被害が、依然として全国で多発している。
両署によると、オレオレ詐欺や架空料金請求詐欺などの特殊詐欺、SNS型の投資・ロマンス詐欺などを合わせ、2024年中に伊賀署で18件、名張署で41件の被害があり、被害額はそれぞれ約1億4千万円、2億5千万円に上っている。
警察では、電話で相手が金の話をしてきたり、SNSで有名人を名乗る投資話があったりする場合は詐欺を疑い、家族や警察などに相談するよう注意を呼び掛けている。
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