【名張署庁舎=名張市蔵持町芝出】
三重県警名張署は4月23日、傷害の疑いで名張市の無職の男(86)を22日に逮捕したと発表した。
逮捕容疑は同月15日、市内の自宅で妻(85)の顔面を殴ってけがをさせた疑い。
同署によると、22日にデイサービスの職員が2人の家を訪問した際、台所で倒れている妻を発見し、119番通報。妻は救急搬送されたが、死亡が確認された。
妻の顔や腕などに皮下出血が確認されたため、病院が同署に通報。警察官が夫に事情を聞いたところ、「デイサービスの準備が遅かったことに腹を立てて、妻の顔面を拳で殴った」などと話したため、逮捕した。
調べに対し、男は「多分合っていると思う」と傷害容疑について認めている。同署は、暴行と妻の死亡との因果関係を詳しく調べている。
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