【名張署庁舎=名張市蔵持町芝出】

 三重県警名張署は4月15日、名張市の30代女性がSNS型投資詐欺に遭い、現金約440万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、1月22日ごろ、女性のフェイスブックに男性を名乗る人物からダイレクトメッセージが届いた。LINEでやりとりをするうち、ネットショップの運営を持ち掛けられ、「原価を支払って商品を出品するだけで、8%の利益がある。支払った金額はサイトが保証してくれる」などと言われた。

 注文金額に応じて入金した後には、「処理できていない注文により、サイト内の信用ポイントが低下した」などとも言われた。女性は商品の仕入れ代や信用ポイント回復費用の名目で10万円から100万円まで計10回にわたり指定された口座に入金し、だまし取られた。

 更に数百万円を求められたため、女性は不審に思い、2月9日に同署へ相談。同署が4月15日に被害届を受理した。

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