【優勝した伊賀名張代表の選抜メンバー=名張市夏見で】
中学生ソフトテニスの大会「第2回美し国三重支部代表対抗」(三重県ソフトテニス連盟主催)がこのほど開かれ、伊賀名張代表の男子チームが優勝した。選手たちにとって最後となる大会での初優勝に、祝福の声が上がっている。
伊賀名張代表の選抜メンバーは名張中3年の福井儀春さん、松尾侑音さん、吉本大介さん、福西陽向さん、藤本悠雅さん、南中3年の田村柊太郎さん、平野壮馬さん、赤目中3年の西森乃笑琉さんの8人。うち5人は、名張市内の「ソフトテニスクラブ名張PAS」に所属している。
選手たちは選抜入りした昨年10月から4か月間、週1回の練習や試合で結束を固めてきた。パワフルでメンタルが強いのがチームの特徴だという。
2月中旬に津市で開かれた大会は、ダブルス3ペアによる団体戦。リーグ戦では亀山市選抜、桑名市選抜と競い、2勝で決勝トーナメントに進出。8チームが勝ち抜いた決勝トーナメントでは、準々決勝で三泗地区選抜を3‐0、準決勝で鈴鹿市選抜を2‐1で破り、決勝に進んだ。
決勝戦は、松阪市選抜を相手に、あと2点で敗戦という展開から、仲間の応援を背に奮起し逆転。全員でつかみ取っての勝利に、喜びもひとしおだったという。
キャプテンの松尾さんは「今年で最後なので、強い選手がいるのは分かっていたが、(優勝を)狙っていた。親、先生、コーチ、支えてくれた皆のおかげ」と感謝を口にする。
監督を務めた赤目中の岸川哲也教諭は「皆が一生懸命練習に取り組み、コミュニケーションを取り合った結果なのでうれしい。これからもソフトテニスを盛り上げていってほしい」と話した。
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