【名張市下比奈知の県道名張青山線の道路陥没箇所(県提供)】

 三重県は4月10日、名張市下比奈知の県道名張青山線で道路陥没が見つかったと発表した。県は同日午後6時から同路線の400メートル区間を全面通行止めにし、迂回を呼び掛けている。

 県伊賀建設事務所によると、現場は市立比奈知小から東に約150メートルの十字路で、陥没の規模は縦横約0・4メートル、深さ約0・2メートル。陥没箇所の地下約3メートルに直径1・5メートルのコンクリート製の用排水管が埋設されており、県が関連を調べている。

 これまでに人的・物的被害や集落の孤立はないが、路線バスが迂回するなどの影響が出ている。

 県は11日に詳しい調査を実施し、安全が確認され次第、通行止めを解除する予定。

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