【講師の児島さん(前列右から3人目)を囲む「ぞえ塾」の2期生ら=山添村で】
奈良県山添村の逸品づくりプロジェクト「ぞえ塾」の第2期生による新たな4品の発表会がこのほどあった。今後、ふるさと納税の返礼品としての活用も期待されている。
昨年6月から、村内事業者と有志サポーターで、地域の良さを生かした「愛せる逸品」を生み出すプロジェクトとして実施してきた。通販会社に勤務後、現在は伊賀市にある地域商社「感じる伊賀」の代表を務める児島永作さんを講師に「『モノ』からではなく誰をどうしてあげたいか?」をコンセプトとした、地域産品を使用した商品開発のノウハウを学んできた。

2年目の2024年度は、「和紅茶セット」(健一自然農園)、「ナトゥーラ・ピッツァ」(エクストライズ)、「茶山の雫」(まわり。)、「蓮かをり茶」(広が代農場)が新たに生み出された。
受講生からは「自分たちだけでやるのではなく、プロのアドバイスや、大学生を含む村民の視点も採り入れ、チームで開発できたのが良かった」と喜びの声が上がっていた。
児島さんは「商品には高評価を頂いており、今後一般販売だけでなく、ふるさと納税の返礼品にしていくことも検討中なので、山添村産品から生まれた愛せる品々を日本中に広めていきたい」と話した。
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